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2011年5月

日本ダービー

ダービーだけは最高の舞台で戦ってほしいが、残念ながら雨。しかも不良馬場。かなり特殊なレースとなってしまいそうだ。脚質と道悪適性が勝負を分けそうだ。人気のオルフェーヴルは重で勝ったことがあるが、脚質的には向いているとは言い難い。サダムパテックもキレで勝負するタイプだけに、不安材料がある。スローペースになりそうなメンバー構成なので、先行できて道悪が上手そうな馬を選んだ。

◎ベルシャザール

○ユニバーサルバンク

▲ナカヤマナイト

△デボネア

×オルフェーヴル

注サダムパテック

◎ベルシャザールは新馬戦を重馬場で勝利。位置取りは判を押したように2~3番手。決め手勝負になると分が悪く、良馬場なら印が回るかどうかも分からない馬だが、今回は大チャンス。鞍上が安勝なら信頼度はさらに増したのだが・・・。○ユニバーサルバンクも似たようなキャラ。父ネオユニヴァースの血統から、道悪は間違いなくいい。外枠だが、うまく先行できれば。▲ナカヤマナイトもこのメンバーならすんなり良い位置が取れるだろう。ただ、やや重では勝っているが、不良馬場となると未知数。先行粘りこみでどこまで耐えれるか。穴人気している△デボネアは、陣営が雨歓迎とのコメント。シェイク・モハメドに対するリップサービスかもしれないが、鞍上デットーリはやはり魅力で押さえなければならない一頭。×オルフェーヴルは血統的に道悪がこなせておかしくないが、やはりキレ味が殺がれるのがプラス材料ではなく、評価を下げた。注サダムパテックも同様。スタートが決まって先行できれば、経済コースを回って直線抜け出すシーンがあるかもしれないが、たぶん出遅れるので。他では、洋芝で実績を残し、内枠に入ったオールアズワンが怖い。クレスコグランド、ショウナンパルフェもすんなり先行できればチャンスはある。

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目黒記念

GⅠ馬から条件馬(取り消しましたが・・・)まで、いかにもハンデ戦らしい顔合わせとなった。当然、雨の影響も避けられず、難しいレースとなりそうだが、いちおう今の勢いを重視して印を打った。

◎ハートビートソング

○ケイアイドウソジン

▲マカニビスティー

△マイネルキッツ

×トレイルブレイザー

注ヤングアットハート

◎はハートビートソング。準OPを勝ったばかりだが、青葉賞3着があり、負けた相手はペルーサとトゥザグローリー。ここでも格負けはない。56㌔は見込まれた感があるが、このレースは全体的にハンデが高めに思えるので、他馬との比較で不利とはならない。前走で重馬場を快勝しており、先行力もある。不安材料はこの馬が最も少ない。○ケイアイドウソジンは前走でOPを勝ち、勢いに乗る。正直レベルが高いレースではなかったが、その前も中山金杯で差のない5着で、もともと実力はある馬。東京コースも得意としている。▲マカニビスティーは天皇賞をブービー人気であっと驚く4着に好走。ダート馬と思っていただけに直線のキレ味にびっくりしたが、雨も好走の要因。そうするとここもチャンスはある。血統的にも長い距離は歓迎だろう。8歳馬△マイネルキッツもまだまだ健在。ただ、58.5㌔はさすがにキツイか。×トレイルブレイザーは道悪で勝った経験もあり、54㌔は有利。注ヤングアットハートも長距離戦が得意な4歳馬で、道悪もよさそうだ。他では、軽量馬のキングトップガンが怖い。

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金鯱賞

目黒記念と並んで宝塚記念へのステップレース。今年は目黒記念が土曜日開催で、金鯱賞と同日開催となってしまった。天皇賞・春と宝塚記念のちょうど中間の日程なので同じ週になるのは仕方ないとして(できればどちらかを一週ずらして欲しいが)、せめて日は変えれないものか。

さて、格の高い別定GⅡだけに、今年もそれなりのメンバーが集まった。問題は、雨。けっこう降っており、重以上になるのは間違いないだろう。基本的に堅いレースだが、今年は京都開催で内回りの2000m、馬場は悪化してきているとなれば、荒れる可能性もある。展開は、エーシンジーラインかキャプテントゥーレが逃げるだろうが、そんなに早くなるとも思えない。馬場も考えれば、先行馬で決着か。

◎ナリタクリスタル

○キャプテントゥーレ

▲アーネストリー

△ルーラーシップ

×サンライズベガ

注ブラストダッシュ

道悪が得意そうなナリタクリスタルに◎。ローカルで活躍しているイメージが強いが、得意の京都コースなら大丈夫。前走の中京記念もやや重で快勝しているように、この馬にとって恵みの雨だ。○キャプテントゥーレも雨は歓迎のクチ。逃げることができればチャンスは広がるが、最内枠のエーシンジーラインの出方が気になるところ。あとは、直線で目標にされることは間違いないので、それを振り切ることができるか。京都内回りは有利だが。▲アーネストリーは昨年の天皇賞以来だが、休み明けでも走る馬で、その点は特にマイナス材料ではない。この馬も道悪は大丈夫そうで、先行タイプなのも心強い。大崩れは考えにくい。人気を集めそうな△ルーラーシップは雨がどうか。目標は宝塚でここはあくまでも叩き台。今回はやや不安材料が多い。×サンライズベガは道悪歓迎だし、一叩きしてさらに上昇。先行争いが激化した場合には、道悪得意な差し馬、注ブラストダッシュが浮上する。

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オークス

1勝馬でも出走できるように、全体的なレベルは決して高くない。2強ムードだが、他の馬との実力差は大きく、仕方ない。スローの瞬発力勝負は間違いないが、雨が強くなってきたのが気になるところ。

◎マルセリーナ

○ホエールキャプチャ

▲グルヴェイグ

△メデタシ

×ハブルバブル

注マイネイサベル

2強の実力派甲乙つけがたいが、距離適性に勝っていそうなマルセリーナに◎。父クロフネで距離に不安のあるホエールキャプチャは○。500万を勝ったばかりだが良血だけに侮れない▲グルヴェイグ。△メデタシと×ハブルバブルは桜花賞から巻き返しを狙う。注マイネイサベルは左回りにこだわりを見せ、ここに照準を合わせていただけに不気味だ。

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東海S

◎ゴルトブリッツ

○ワンダーアキュート

▲バーディバーディ

△テスタマッタ

×メダリアビート

注シルクメビウス

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ヴィクトリアマイル

GⅠながらフルゲート割れ。当然レベルも低く、2強断然ムードは仕方がないところ。今週からBコースで全体的に時計も早い。今回のメンバーは比較的差し馬が多く、速い流れにはならない。とすれば、内枠、先行馬が有利か。

◎ブエナビスタ

○アパパネ

▲レディアルバローザ

△ワイルドラズベリー

×オウケンサクラ

注スプリングサンダー

おそらく現役最強馬の◎ブエナビスタが牝馬限定に出てくれば、調子云々ではなく本命にせざるを得ない。実力的には断然で、マイルに適性があるとは思えないが、このメンバーであればハンデにならない。あとは調子だけだが、悪くさえなければ普通に勝つだろう。後ろから行き過ぎると昨年のように“ひゃっ”とすることがあるかもしれないが、岩田なら大丈夫だろう。マイル適性なら○アパパネのほうが上。ただ、3冠馬とはいえ、世代レベルは決して高くない。前走も休み明けで牡馬相手に4着と恰好はつけたが、ブエナビスタを脅かすほどの実力はない。対抗まで。中山牝馬Sを快勝した▲レディアルバローザは、展開に恵まれたとはいえ、実力を付けている。遡れば秋華賞5着の実績があり、上昇度を考えればこのメンバーでは上位に評価できる。4番枠も魅力。△ワイルドラズベリーは最内枠に入った。一瞬のキレ味は上級で、ロスなく回ってくれば抜け出してくるシーンがあってもいい。×オウケンサクラは展開が向きそう。天皇賞と同じような走りができれば。注スプリングサンダーは距離の壁がありそうだが、調子は間違いなくいい。実績上位のアニメイトバイオだが、さすがに半年ぶりは厳しい。

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NHKマイルC

GⅠ馬はいるものの重賞勝ち馬も少数で、レベルは低い。軸馬がおらず荒れる可能性も十分。逃げ・先行馬が多くペースは速くなりそうで、さらに内枠有利なことを考慮すると、印を打つ馬は限られてくる。

◎エーシンジャッカル

○コティリオン

▲リアルインパクト

△プレイ

×アイヴィーリーグ

注グランプリボス

内枠の差し馬の中からNZT2着の◎エーシンジャッカルを中心視した。休み明け後は差し脚に磨きがかかった感じで、展開面ではこの馬が最も有利だ。外枠だが○コティリオンも有力。このレースと相性の良い毎日杯組で、この馬も強烈な決め脚を持っている。外枠の不利をカバーできるかどうかがカギ。逆に有利な最内枠の▲リアルインパクトは震災の影響による調整不足で前走11着と大敗。ただ、着順ほど負けておらず、それまでの成績から巻き返しても不思議はない実力の持ち主。ペースが速くなって折り合いの心配がなくなるのはプラス材料。△プレイは弥生賞2着のあと皐月賞に挑戦し9着。ただ、先行して粘った内容は評価できる。今回は控える競馬をするようで、流れに乗ることができれば安定した実績を残している経験が活きるかも知れない。2戦2勝の×アイヴィーリーグは未知の魅力が。注グランプリボスはここ2戦勝ちきれない競馬が続いており、ベストは1400mか。底力が要求される東京マイルでベストパフォーマンスを見せるのは難しいのではないか。

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新潟大賞典

ハンデ戦だがハンデ差は大きくなく、斤量はあまり気にする必要はなさそう。イキのいい4歳馬は出走しておらず、ローカル重賞らしく5歳馬以上が中心となる。新潟実績、左回り実績を重視した。

◎セイクリッドパレー

○タッチミーノート

▲アドマイヤメジャー

△サンライズベガ

×キタサンアミーゴ

注アルコセニョーラ

新潟巧者のセイクリッドバレーに◎。強烈な決め脚はまさに新潟向き。乗り代わりがどうかだがここはコース適性を信頼する。○タッチミーノットはレベルの高かった大阪杯で6着と大健闘。今充実しており左回りも得意で55㌔ならチャンス。▲アドマイヤメジャーは57㌔のハンデが表しているようにここでは実力上位。休み明けは不安材料だが、過去には鉄砲実績もある。仕上がりもまずまずとのこと。△サンライズベガも新潟巧者。休み明けの分、評価を下げたが、大崩れはないだろう。×キタサンアミーゴは2000mは短いかもしれないが、OPでもそこそこの成績を上げており要注意。注アルコセニョーラはここのところ成績が低迷しているが、もともとは新潟得意の馬。突然劇走するタイプなので、一発に備えて少し押さえる。

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京都新聞杯

皐月賞が1週後ろにズレたことで、今年は皐月賞組の参戦はなし。当然、レベルは高くならない。その中で、レッドデイヴィスだけは重賞2勝馬で別格。ここは相手探しでいいだろう。流れが落ち着きそうなメンバー構成で、追い込み馬よりは先行馬に食指が動く。

◎レッドデイヴィス

○ユニバーサルバンク

▲クレスコグランド

△ダノンフェニックス

×レッドセインツ

注パッションダンス

セン馬でダービーへの出走権がなく、目標がなくて仕方なくここに回った形の◎レッドデイヴィス。ここでは格が違いすぎ、正直連を外すことは考えにくい。唯一の不安材料は距離経験がないことだが、血統的に2200mが悪いとも思えず、レースぶりからも問題ない。固い連軸。相手が難解だが、経験値が高い○ユニバーサルバンクがまず浮上。勝ちきれないレースが続くが、強敵相手に戦ってきた内容は高く評価できるもの。先行できる点もここではプラスだ。ただ、瞬発力勝負では分が悪いので、早めに抜け出す競馬か。▲クレスコグランドはこのレースと相性の良いムーニーバレー賞勝ち。血統的には筋金入りで、将来性もありそうだ、ただ、持ち時計はなく、初重賞でスピードに戸惑わないかがカギ。△ダノンフェニックスは同レース2着。今週からCコース使用で内寄りの先行馬は有利なはず。×レッドセインツは前走500万勝ちだが、追い込みタイプなのがどうか。新馬勝ちの注パッションダンスは、常識的には狙いにくいが、陣営期待の一頭のようでこのメンバーなら2着はあるかもしれない。

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天皇賞・春

長距離路線の地盤沈下が著しかったが、今年は久々の豪華メンバー、しかもフルゲート。中でも4歳馬が10頭参戦し、世代レベルの高さを見せつけている。とはいえ、本当のステイヤーはほとんどおらず、適性がなく人気倒れとなる馬もいるに違いない。人気ほど信頼を置けるかどうか、よく見極める必要がある。

そのあたりは前哨戦にも見て取れる。以前は天皇賞の前哨戦といえば阪神大賞典が重要ステップだったが、最近では日経賞組が強い。大阪杯もレベルが高く、阪神大賞典は影が薄くなりつつある。有力馬でも距離に対する不安と体力的な負担を気にしているのがよく分かる。今年も日経賞組は高レベルだったが、本番ではいかに?

展開面では引っ張る馬がおらず、スローの瞬発力勝負になる公算が強い。昨日は差し馬も来ていたので、内外の差はなさそう。決め手のある差し馬で、かつ長距離実績もある馬が有望。

◎ローズキングダム

○エイシンフラッシュ

▲トゥザグローリー

△ビートブラック

×ヒルノダムール

注ペルーサ

ここ2戦苦杯をなめている◎ローズキングダムだが、疝痛明けと59㌔を背負ってのものと敗因ははっきりしている。長距離戦だけに内枠は有利で、自在性もあり決め手もある。菊花賞は展開に泣き2着だが、この時の走りを見ても長距離戦がダメというわけではなく、最も信頼をおける馬だろう。○エイシンフラッシュはステップレースに大阪杯を選択。3着だったが59㌔を背負ってのものだし、時計も早く、悲観する内容ではない。距離延長は歓迎で、ダービー馬の貫録を見せるか。▲トゥザグローリーは充実期を迎えた。ここでも当然の一番人気だが、中距離戦がベストのような気もする。四位への乗り替わりも気になるところ。距離適性という意味では△ビートブラックも気になる。そこそこの末脚もあり、距離は長ければ長いほどいいタイプ。先行抜け出しでどこまで粘れるか。馬場が渋いのは歓迎。×ヒルノダムールは中距離がベストで、3200mは長い印象。注ペルーサは爆発力があり、混戦になれば怖い一頭。マイネルキッツはここまでレースレベルが上がると、いくら距離適性はあっても厳しい。穴ならコスモメドウ。

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